こんにちは、ぞうです!
今回は、同じチームのメンバーや周りの部署を巻き込んでプロジェクトを進行してきたわたしの経験から、職場でのコミュニケーションのポイントと、チームワークを育むためのコツをまとめました。
チームワークがある会社は、チームワークがない会社よりも、働きやすく、人間関係が良い職場である傾向が高いです。
「人とコミュニケーションを取ることは好きだけど、人間関係で悩むことが多い・・・」と感じることは少なくないと思います。
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- 職場の人とコミュニケーションを取るのが苦手
- 他人に気を使いすぎて毎日疲れてしまう
- 自分らしさが発揮できていないように感じる
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こう感じている方には、是非読んでいただきたいです!
本記事で紹介することを意識して仕事に取り組めば、今よりもっと人と関わって仕事することの楽しさを実感することができるはずです!
実際に私もこの方法で上司との付き合い方の悩みを解決できた経験があります。
コミュニケーションの重要性を理解し、より楽しく働ける環境を自ら手に入れましょう。
今日から実践できる内容もあるので、是非参考にしてみてください。
素直さ
まずは、”素直さ”です。
これはまさに、「他人に好かれやすい人なるための1番の条件」だと思います。
- 先輩からアドバイスをもらったら、まずそのアドバイスを試してみる
- 失敗してしまったら、取り繕わずに謝罪する
当たり前のことではありますが、変なプライドが邪魔してしまったり、叱られるのが怖くて誤魔化そうとしてしまったり、振り返ってみると意外とできていないと感じる人も多いのではないでしょうか。
もちろん、自分に合ったやり方や、意見を持って仕事をすることは大切なことだと思います。
しかし、もらったアドバイス通りにやってみると、新しい気づきを発見できることは少なくありません。
また、相手の立場からすると、アドバイスしたことを素直に聞いてくれたり、指摘した部分がその後直っていたりすると、より一緒に仕事をしたいと感じてくれると思います。
もしやってみて、それでも合わないなと感じたら、そのときは自分に合う別のやり方に戻せばいいだけです。
実際に体験してみないと分からないことも多いと思うので、特に経験の浅い時期は、”素直さ”を念頭に置いて仕事をしてみるといいかもしれません。
役割を明確にする
これはチームで動くために、それぞれの役割の棲み分けをはっきりさせることで、よりチームとしてのパフォーマンスを最大化させるための考え方になります。
例えば、わたしの会社でのクライアントへの提案までの主な役割は下記のようになります。
- 企画営業部(わたし):先方のオリエン整理とヒアリング、各部署のディレクション、先方への提案
- マーケティング部:提案内容の裏付けとなる情報の収集、トレンド情報の収集
- デザイナー:提案用デザインの作成
この場合、わたしが提案のためのトレンド情報の収集などを行うこともよくありますが、そのせいでクライアントへのヒアリングや提案がおざなりになってしまうと、営業企画としての機能を果たせていない状況になってしまいます。
「会社での自分の存在意義は何なのか」
「仕事の中で必ず自分が押さえておかなければならないポイントはどこなのか」
定期的に立ち返って考えてみると、若干自分が取り組むべき方向性がずれていることに気づけるかもしれません。
“GIVE”の精神
続いては“GIVE”の精神です。
“GIVE & TAKE”という言葉がありますが、要は自ら進んでプロジェクトに取り組んで行こう、という考え方です。
「言われたことしかしない受け身の人」と「案件に対して真摯に向き合って自分のスキルを総動員させて尽力している人」のどちらの人とより一緒に仕事がしたくなるかと問われたら、答えは1つだと思います。
また、“返報性の原理”を理解していると、よりGIVEの精神の大切さを理解していただけると思います。
返報性の原理とは、相手から何かを受け取ったときに「こちらも同じようにお返しをしないと申し訳ない」という気持ちになる心理効果のことです。
自分からのアウトプットを続けていると、他の人も「プロジェクトに対して頑張らないと!」という気持ちにさせられます。
そうすると、プロジェクト自体の完成度が高くなることはもちろんのこと、他の案件でも自分が大変なときに手伝ってもらえる関係性を作り出すことができます。
最初は、少し空回りしてしまってもいいと思うので、自発的に行動することを意識して仕事に取り組んでみましょう!
ここで気をつけていただきたいのは、先程述べた「それぞれの役割」を守った前提で考えていただきたい、と言うことです。
人の役割の仕事をお手伝いするレベルであれば、相手からするとありがたいことこの上ないと思います。
しかし、タスクのすべてを巻取ってしまうのは、相手の「役割」を奪ってしまうことになりかねません。
それでは相手の伸び代を潰してしまう可能性もあるので、本当に困っているときに、さっと手を差し伸べられるくらいのレベルがちょうどいいかも知れません。
ポジティブ思考を言葉にする
チームでさらに必要とされる人になるためには「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらうことがなにより重要です。
そのために大切になってくるのが”ポジティブ思考”です。
常に機嫌のいい人にはものごとを頼みやすく、どんな人からも愛されているイメージはないでしょうか。
そういう人は、どんな場面でもプラスに物事を考えられる人だと思います。
常にポジティブな考えをしている人は、そのプラスをオーラが表情、声のトーン、雰囲気などに表れていることが多いです。
すべての物事には「プラスの面」と「マイナスの面」両方が存在すると思います。
ネガティブ思考の方は、不必要にその「マイナスの面」にフォーカスしすぎている場合があります。
どんなときにも、まずは「プラスの面」から考えられるように、まずは意識していきましょう!
また、チームの雰囲気が暗い時にも、ポジティブ思考は活躍します。
例えば、チームで動いている案件が失敗に終わってしまったとき、
- 今回の失敗は〇〇が原因だったと思うので、次に活かしましょう!
- 〇〇は良い部分だったと思うので、次の提案にもつなげられそうですね!
など、前向きな一声が出せる人は、組織の中で一目置かれる存在になります。
ここでの大切なポイントは、心の中で思うだけではなく言葉にすることです。
考えているだけでは、それ自体がチームのための行動とはなりえません。
暗いムードのときはみんなの気持ちが沈んでいることが多いため、その壁を破ることは勇気のいることだと思います。
しかし、その小さな変化がチームにプラスの要素を運んでくれます。
若手の方でも気後れせず、まずは発信していく意識で日々の仕事に取り組んでいけるとよいと思います!
ポジティブで明るい人のまわりには、人が集まりやすい傾向にあります。
好かれやすい人になるために、まずは考え方から変えていきましょう!
感謝の気持ちを伝える
続いては、感謝の気持ちを伝えることです。
あなたは日頃、感謝を言葉で伝えられていますか?
「ありがとう」と感じたときに、気持ちをそのまま相手に伝えることは、当たり前のことではありますが、いざ振り返ってみると声に出して伝えられていない人も多いのではないでしょうか。
他人と一緒に仕事をするということは、すなわち互いに助け合い、フォローし合っていくことが常になります。
感謝の気持ちを伝えることは、一番手軽で、人と関係を築いていくために、重要なコミュニケーションになります。
「毎日お世話になってるけど、気持ちを伝えられていないかも・・・」
そう感じる方は、是非小さなことでもいいので、助けてもらったら「ありがとう」と笑顔で伝えてみてください。
「絶対に合わない人」とはなるべく距離を置く
10人の人がいるとしたら、そのうちの1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ。
―(ユダヤ教の教え、『嫌われる勇気』より)
この言葉にもあるように、絶対に相容れない人は世の中に絶対存在します。
最終手段ではありますが、一緒に仕事をすると苦しいと感じる人が現れてしまったときには、無理をせず、可能な限りその人と距離を置くようにしましょう。
実際、わたしも会社に行けなくなってしまった原因だった上司が会社を辞め、同じ職場からいなくなった途端、驚くほど働きやすくなりました。
「仕事なんだから、そんなわがままは言えないでしょ!!」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、”上司に相談して部署を異動する”、”転職する”など方法はいくらでもあります。
一度きりの人生、絶対に仲良くなれない人と一緒にいることは、精神衛生上よくありませんし、自分に対して批判的に接してくる人は、大抵相手も同様の感情を抱いていることが多いです。
ずっと不満を抱えたまま生きて、一番不幸を感じてしまうのは「自分自身」です。
充実した毎日を送るためにも、そういう手段もあるのだなと、頭の片隅に置いておいていただけたらと思います。
まとめ
今回、チームで働くときに意識すべきポイントを5つまとめさせていただきました。
- 素直さ
- 役割を明確にする
- “GIVE”の精神
- ポジティブ思考を言葉にする
- 感謝の気持ちを伝える
- 「絶対に合わない人」とはなるべく距離を置く
これらのポイントが押さえられると、仕事で人とコミュニケーションを取ることが「より楽で、より楽しく」なると思います!
是非、参考にしてみてください。
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