【シンプルライフのコツ】部屋を整理するメリットときれいを保つためのアイデア

暮らし

今回は、シンプルライフを実践しているわたしの目線から、「部屋をきれいに整理することのメリット」と「きれいな部屋を保つためのアイデア」をご紹介します。

  • 部屋をきれいにすると、どんなメリットがあるのか知りたい
  • 散らかし癖を治したい
  • 今よりもシンプルで満足度の高い生活を送りたい

こんなお悩みをお持ちの方には、特に参考にしていただけると思います。

わたしは、一人暮らし歴8年目で、日々シンプルで快適な生活を送るためのアイデアを発信しています。

わたし自身、昔はズボラな生活から、掃除もたまにやる程度でしたが、きれいな部屋を保つことで、以前よりも家にいるときの満足度が上がり、心理的にゆとりのある生活を送ることができるようになりました。

そんな私の知見を踏まえながら、解説していきたいと思います。


部屋をきれいに整理するメリット

清々しい気分で過ごせる

部屋がきちんと整理されていると、より心地よい気分で家での時間を過ごすことができます。

なぜなら、整理することで部屋のスペースが広くなり、圧迫感を感じにくくなるからです。

例えば、モノが多く散らかっていて足の踏み場もないような部屋では、ゆっくり羽を伸ばして休みたいと思っても、なかなか心も体も休まらないと思います。

開放感を感じることができる部屋作りができると、空間に余白が生まれて、伸び伸びと快適に過ごすことができるようになります。

よって、QOLが高い生活を送ることができるわけです。

また、モノをなくすリスクも減り、探す手間が大幅にカットできるため、ストレス軽減にもつながります。

掃除がしやすくなる

掃除をするときに、モノが散乱していてやる気をなくしてしまった。

そんな経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。

きれいに整理されている部屋は、モノが散らかっている部屋と比べて、掃除の際にモノをどかす手間を減らすことができるため、掃除の全体の時間を短縮することができます

時間が短縮できると、掃除に対するハードルが低くなるため、こまめに掃除をする癖がつく、といった具合に、生活の質を高めるためのサイクルを生み出すことができます。

時間にゆとりができる

平均的なビジネスマンは探しものをするためだけに1年間に1,500時間を浪費している

引用:『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ 』-リズ・ダベンポート

上記は、仕事上での探しものにかかる時間を示していますが、家で過ごすときも同様に、想像以上に「モノを探す時間」に時間を取られてしまっていることが多いです。

しかし、部屋が整理されていれば、それぞれのモノの場所が把握しやすくなるため、モノを探す手間を省くことができます。

人生という限られた時間の中で、自分ではどうしようもないアンコントロールなことも多いですが、時間を捻出するための工夫をすることはできます。

自分の人生の時間を、最大限に自分のための時間に使うために、部屋を整理することは大変有意義な行動だと思います。

思考が整理しやすい

部屋が整っていると、ムダなことへの関心が湧きにくいため、よりシンプルに物事を考えやすくなります。

例えば、勉強していて大好きなゲームが目に留まってしまったとき、勉強を続けるか、ゲームを始めるか、脳内で小さな葛藤が生まれることがあります。

モノが散乱していると、いろんなものが視界に入りやすいため、注意力が散漫になりやすいのです。

目の前のことに集中して取り組むために、部屋をきれいに整理しておくことは、非常に効果的な手段なのです。

節約につながる

部屋がきれいに整ってると、家具やインテリア、服など必要なモノを必要な量だけ買い揃える癖がつきやすく、不要なモノを買わなくなるため、お金の節約につながります。

何かモノを買うときは、部屋に収納できる量かどうかもモノを買うときの判断材料の1つになるため、気分でモノを買うことが少なくなるのです。

きれいな状態を維持できると、本当に欲しいものだけを欲しい量手に入れる「ちょうどよさ」を心地よく感じることができるようになるばずです。




きれいな部屋を保つためのアイデア

では、ここから私が実践しているきれいな部屋を保つための具体的なアイデアをご紹介します。

モノを減らす

まず、家に不要なものが多い人は、それを売る、もしくは捨てることから始めましょう。

どんなに埃のないキレイな部屋であっても、収納スペースに収まらないほどものが多いと、モノを仕分けて整理をするのが大変になってしまいます。

整理や掃除を始めるよりも前に、初めに手をつけましょう。

仕分ける際には、「必要なもの」「不要なもの」「保留」に分けて考えると断捨離がしやすいです。

このときのポイントは、1年以上使っていないものは「不要なもの」としてカウントすることです。

「いつか使うかも」という気持ちで昔から手元に置いてあるものも、1年以上使っていない場合は、今後必要になる可能性が非常に低いです。

例えば、浴衣やスノーボード用のウェアなど、シーズンごとで必要になるものもあると思いますので、それらは自分で判断して残しておいてもいいと思います。

また、すぐに判断ができないものについては、「保留」にして一箇所にまとめておき、時間をおいてから判断するようにしましょう。

不要なものは、ゴミとして捨てる、リサイクルショップに持っていく、親しい家族や友人にあげる、など様々な方法がありますが、おすすめはメルカリやラクマなどのフリマアプリで販売することです。

あなたにとっては価値がなくなってしまったものでも、他の人からしたらお金を出してでも欲しいものである可能性もあります。

アプリで近しいアイテムを簡単に調べてみて、実際に売れているようであれば、需要のあるアイテムということになりますので、積極的に活用してみましょう。

また、フリマアプリはリサイクル業者などを仲介しない分、単価を上げることができるので、その分高い金額で売ることができます。

ものを捨てるのではなく、社会のなかで循環させる考え方は、サステナブルな環境配慮の観点からも地球のためになる行動になります。

是非、活用してみてください。

モノの住所を決める

これはつまり、モノの定位置を決めるということです。

例えば、Tシャツは収納棚の2段目、ビジネス本は本棚の1番上、など、すべてのモノの定位置を定めておきます。

そうすると、使った後や、買い足した後にどこにしまうかが明確になるため、買い物から帰ってきたあちに何も考えずにサッと収納することができます。

また、決めたスペースからモノがはみ出してしまった場合、それはモノが多すぎるという合図になります。ものが増えすぎず、必要か否かの取捨選択がしやすくなるため、個人的に魅力的な工夫だと感じています。

最初は「取りあえず置いておくか」という気持ちで荷物を置いたとしても、気づいたら身の回りが散らかってしまっていた、という経験がある人も多いと思います。

ちょっとした「まあいっか」の積み重ねで、だんだんと散らかっていってしまうこともあると思うので、一度決めた定位置は守るように心がけましょう。

それでも上手くいかない場合は、モノを置く場所の使い勝手が悪かったり、そもそも必要な収納スペースが足りていない可能性があります。自分のライフスタイルに合わせて、より使いやすい場所や広さを見つけていきましょう。

衝動買いしない

基本的に、ものが増えると整理や収納の手間は増え、部屋は新しいもののせいで収納スペースを圧迫してしまいます。

衝動買いは、そのときの「買い物の満足感」を得るためにその時の気分で買い物をしてしまうことが多いため、本来は必要ではないものまで買ってしまうことがよくあります。

ものが増えすぎてしまうと、その管理が大変になってしまうため、「必要なものを必要な量だけ」買い物をするためのコツとして、衝動買いをしないことが非常に効果的です。



衝動買いをおさえる工夫としては、まず実店舗での買い物でも通販でも、基本は欲しいものだけを買いに行く。追加で欲しいものを見つけてもその場では買わず、数日おいてから本当に自分に必要なものかを見極めることが大切です。

本来、不要なものまで買ってしまうと、部屋のスペースを取ってしまうことはもちろん、処分するための工数ものちに発生することになります。

衝動買いが減らせると、より自分に取って価値のあるものだけを部屋に並べることができるため、さらにお気に入りのものだけに囲まれて過ごせるようになるのです。

名著の『エッセンシャル思考』という本で、こういった言葉が出てきます。

より少なく、しかしより良く

引用:『エッセンシャル思考』-グレッグ・マキューン

この本では、時間の使い方をテーマに語られていますが、買い物も同じように、自分にとって良いものだけを買う技術が身につけられると、「自分のお気に入りのものしか存在しない」という感覚が心地よく感じられると思います。

散財をしないためにも、買い物の意識を少し変えてみてはいかがでしょうか。

収納をむやみに増やさない

ラックや本棚など、その家具自体が気に入ったとしても、安易に購入することはおすすめしません。

なぜなら、収納が増えるとその分ものが増やせる状態を作り出してしまうからです。

収納の家具は比較的サイズが大きいものが多く、部屋の空間を圧迫しやすい家具の一つです。

部屋に空間があるとそれだけで開放感を演出することができるため、購入する場合には、置く場所のサイズを測り、置いたときの圧迫感も想定した上で買うようにしましょう。

ラックを買ったはいいものの、「インテリアが寂しいから何か置かないと」という心理にならないよう、収納の増やしすぎには十分注意してみてください。

「小さな掃除」を習慣的に行う

3〜10分程度の簡単な掃除を習慣的に行うと、部屋のきれいを保ちやすくなります。

なぜかというと、一気にいろんな場所を掃除しようとすると、一回の掃除のハードルが高くなり、掃除のモチベーションが上がりにくくなるからです。

例えば、月1で部屋、玄関、トイレ、お風呂すべての掃除をやろうとしたら、数時間かかってしまうこともあるため、重い腰を上げて掃除を始めることになると思います。

一方で、「今日は床掃除だけ」「明日はトイレ全般」など場所を小さくまとめて日常的に掃除を行うことで、一回の掃除をパパッと終わらせることができるのです。

これは部屋を整理整頓するときも同様で、乱れているのが気づいたときは後回しにせず、パッとやってしまうほうが、後々にまとめてやろうとするよりも心理的な負担が少なくなります。

しかし、ものを仕分けするときには、一度収納しているものを全部出す必要があり、小分けにすることで逆にやりにくくなってしまう場合もあるため、大掛かりな整理は一気にやってしまったほうが楽かもしれません。


まとめ

以上、シンプルライフの視点から、「部屋をきれいに整理することのメリット」と「きれいな部屋を保つためのアイデア」をご紹介させていただきました。

わたしの実家は、元々家族7人で住んでいたといくこともあり、どの部屋もモノに溢れていた環境で育ちました。昔はそのごちゃごちゃしている感じが当たり前でしたが、一人暮らしを始めてモノを減らした生活に慣れると、狭い部屋でも実家より開放的な気分で毎日過ごすことができています。

むやみやたらにものを減らしたり捨てたりすることが正しいとは思いません。

不要なものを省いて、より良いものだけを手元に残した先に、快適さがあるのだと感じています。

少しでも、今の部屋づくりに満足していない、という方の力になれたらブロガー冥利につきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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