シンプルライフを実践しているわたしの目線から、お金をかけず、健康的な食生活を送るためのアイデアをご紹介します。
- 健康的な食生活を送りたいけど、時間もお金もない
- 自炊を始めてみたいけど、なかなか行動に移せていない
- シンプルライフを送る人の食生活が知れる
こんなお悩みをお持ちの方には、特に参考にしていただけると思います。
わたしも実際にミニマム且つ健康的な食生活を心がけることで、元々の食費よりも月14,000円以上の節約ができています。
シンプルで快適な生活を送るためのアイデアを発信しているわたしの知見を踏まえながら解説していきますので、参考にしてみてください。
食事を固定化する
月曜日は鳥の照り焼き、火曜日は豚の生姜焼き、といったように、曜日や時間でメニューをルーティン化することで、毎日メニューを考える必要がなくなります。
一度バランスの取れた献立で固定してしまえば、栄養バランスが整ったメニューを継続して食べることができるのです。
栄養の偏りも減らすことができるので、作りやすさも考慮しながら、まずは1週間分のメニュー表を作ってみましょう。そうすると、やみくもに料理を決めて作るよりも、野菜などの生鮮食品を使い切れずに捨ててしまう可能性がぐんと少なくなります。
上手に使い切って、地球にも自分にもやさしい食生活を送っていきましょう。
また、ゴミの収集日に合わせて、燃えるゴミの日の前日に魚などの臭いやすい食材を持ってくると、家が臭くなりにくいのでおすすめです。
楽な料理で自炊を継続
節約しよう考えたときに、まず自炊をしようと考える人も多いと思いますが、はりきって何種類も料理を作ろうと意気込むと、なかなか続かずに気づいたらもとの食生活に戻ってしまう人も多いかと思います。
しかし、自炊を毎日続けようと思うなら、むしろ簡単な料理しか作る必要はありません。
もちろん、見た目が豪華できれいな料理は美味しいと思いますが、時間がないひとや継続的に自炊したいという観点から見ると、まずはうまくに手を抜きながら、必要な栄養素がとれる料理を作っていくことが、自炊を続けるためには大切だと思います。
おすすめの手抜き料理はこちらです!
『キムチ納豆豆腐』
キムチと混ぜ合わせた納豆を冷奴の上に乗せる、これだけです。
キムチも納豆も味が強いので、追加の調味料も必要ありません。
発酵食品のオンパレードなので、栄養素が体内に吸収されやすく、免疫力のアップにも繋がります。
食材を切って、炒めて、調味料をはかって入れて、など最初は手間に感じることも多いと思います。楽で健康で美味しいから続けられる、そんな食生活を目指しましょう。
ただし、休みの日など時間があるときには、是非手の込んだ料理をしてみることをオススメします。
なぜかというと、美味しい料理を作ることや食べること自体が、心を豊かにすることにつながるからです。
常に手軽さや時短だけで考えてしまうと、食事自体を軽視してしまいがちです。
食事は本来その時間を楽しむべきものであるはずなので、一人で楽しむもよし、人と一緒にテーブルを囲むもよし、生活を彩るために楽しめる時間を作ってみてください。
調味料を持ちすぎない
普段あまり使わない調味料は、極力買わないようにしましょう。
なぜかと言うと、使用頻度の少ない調味料は賞味期限が近づいてきても気づけないことが多いからです。
少しであれば期限を過ぎてしまっていても、正直そこまで健康に害はないと思いますが、期限が切れているという自覚が少しでもあると、気持ちよく食事をすることは難しいと思います。安全で美味しいものだけで食卓を彩ることができると、より食生活を豊かに感じることができるはずです。
ドレッシングや合わせダレなどは、醤油や塩胡椒、ごま油やオリーブオイルなど、定番の調味料を組み合わせて作ることができます。
私が家に揃えている調味料はこちらです。
塩、砂糖、醤油、みりん、料理酒、めんつゆ、和風だし、ごま油、オリーブオイル
味付けが単調になってしまうと自炊に飽きてしまうため、料理のバリエーションを楽しむためにも、基本の調味料は揃えておいて気分に合わせて組み合わせを変えられるといいと思います。
また、調味料スペースを圧迫しなくなることもメリットの1つです。
無駄な調味料を置かない暮らしは、スペースが広々と確保できるため、掃除がしやすく、調味料が取り出しやすい環境を維持しやすいので料理がさらにしやすくなります。
食器、調理器具を増やしすぎない
調味料同様、普段使わないものが多すぎると、管理が大変になります。
食器も一人暮らしであれば、一気に食器を5枚以上使う機会は少ないと思いますし、食器が多すぎると、毎回洗い物をしなくても替えがたくさんあるため、洗い物を溜めてしまいやすい傾向にあります。
大皿のプレートは友人を呼んだとき以来、全く使っていない。
貰い物で同じ調理器具が2つある。
こんな状況が思い当たる人は、一度残しておくものを精査したほうがいいかもしれません。
お気に入りのものだけを残して、長く使い続ける。
これがシンプリストならではの美学のような気がします。
1日2食で生活する
私は朝食は食べずに、昼食と夕食の2食で生活をしています。
なぜかというと、食事にかかってしまう時間や手間を省くためです。
初めは、朝食を作ることが面倒だったからという理由からでしたが、結果、合理的な食生活を送ることができていると感じています。
実は、消化に時間がかかる食べ物だと、消化までに5~8時間程度かかる場合もあるようで、朝と昼と夕、1日3食きちんと食べていると、内臓が休まる時間がほとんどないのです。
人は空腹時に、体の毒素を排出して、新しい細胞を作るため、空腹な時間を設けることは、より健康的な体を維持しやすくなります。
2食に減らすことで、日々働いてくれている胃や腸を休める時間を作り、体調を整えることができるのです。
現在はオートファジーダイエットと呼ばれる、16時間以上食べ物を食べない時間を作ることで、体内のオートファジーを活性化させて、腸内環境の改善やアンチエイジングをねらったダイエットも人気です。
シンプリストの中には、朝食をプロテインやコーヒーだけで済ませる人や、極端ですが1日1食で生活している人もいます。
人それぞれ消化にかかる時間やお腹の減るタイミングがバラバラのため、必ずしも2食に減らした方がよい、とは言いませんが、3食絶対に食べなければいけないという固定概念を持っている方は、試しに1食抜いてみるのはいかがでしょうか。
旬の食材を美味しくいただく
旬の食材は、ほかの季節と比較をすると、香りや旨味がよく、新鮮で美味しいのが魅力です。素材そのものの味わいを楽しめるよう、味付けは少し控えめにして、調理することをオススメします。
そうすることで、採れたての新鮮な食材を美味しく、ヘルシーにいただくことができます。
また、旬の食材は、日光や土など自然から最高の恵みを受けて育ったため、ほかの時期と比較して栄養価が高いのがメリットの1つでもあります。
季節ごとに食材の栄養価は変化しており、現代は通年で入手できる食材がたくさんありますが、季節に合わせて旬を迎える食材を選ぶとより効率よく栄養を摂取できます。
旬の野菜にはその季節に体が必要とする栄養素が含まれていることも多く、その季節にあった免疫のケアにつながります。
さらに、旬の野菜は生産量が多いため、他の季節に比べて市場の価格が安くなることも嬉しいメリットです。
私は近所の八百屋で野菜を購入することが多いのですが、安売りしていてサイズやつやが立派な食材ほど旬な食材であることが多いです。
私がよく取り入れている旬食材はこちらです!
- 春:キャベツ、たけのこ、しいたけ
- 夏:オクラ、きゅうり、しそ、
- 秋:みょうが、さつまいも、くり
- 冬:ごぼう、大根、れんこん
家計にも体にも優しい旬の食材はいいところしかないので、まずは旬の食材を知り、季節に合わせて献立に取り入れてみましょう。
健康的な食生活はその日だけではなく、毎日積み重ねながら続けていくことが重要です。リーズナブル且つ栄養素の高い旬の食材を、毎日の食生活へ取り入れてみてください。
まとめ
以上、シンプルライフの視点から、お金を使わずに、シンプルで健康的な食生活を送るための方法をご紹介させていただきました。
時間がない人ほどコンビニを使ったり、お金がない人ほど5食入りで200円のラーメンを日頃食べていたりと、食生活は意識しないと偏りやすくなってしまいがちです。しかし、ちょっとしたアイデアとやり方を知っていれば、苦なく自炊を続けることができるはずです。
当たり前のことですが、人間の体は口から取り入れた食べ物だけで作られています。運動したり、睡眠を取ったりすれば、健康的な体を維持することはできますが、そのために必要な細胞は全て「食べ物」からできていると考えると、食生活の重要性は容易に想像できると思います。
こちらの記事が少しでも、シンプルに生きるためのヒントになればと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント